〇このような症状でお悩みではありませんか？
・朝起きて突然首や背中が痛くなった。
・朝起きて首がまわらなくなっていた。
・急に振り返ったとき、グキッと嫌な痛みが走った。

〇原因
寝違えの多くは睡眠中に起こり、不自然な体勢が続く事により炎症を引き起こします。
寝ている時、同じ体勢が続かないように寝返りをうちます。
ところが睡眠不足や疲労過多、泥酔状態だと熟睡しすぎてしまい、寝返りが減り寝違えやすくなってしまいます。
とくに寝違えをおこしやすい人は
➀　枕など、寝具が身体に合っていない。
②　身体の歪みにより、いつも曲がった姿勢で寝ている。
③　常日頃から肩こり・首こりを持っていてていて、少しの圧力でもダメージを受けやすい。
このような状態が続くと、寝違えのリスクはさらに上がります。
寝違えとは睡眠中に同じ体勢が続いたり、無理な首の動かし方をすることにより、筋肉や靭帯に負担がかかって炎症を起こした状態をいいます。
よくある寝違えやすい状況としては、うつ伏せでずっと右側に首を向けて寝ている、といった状況です。

目覚めた時に発症する事が多いため「寝違え」と呼ばれますが、「寝違え」は医学用語ではなく、頸部周囲の靭帯や筋肉の急性炎症による痛みの総称を指します。ソファで長時間テレビを見るなど、睡眠中でなくても同じ現象が起きることがあります。

症状
首の痛みのため、全く動けなくなる状態から、多少動きが緩慢になる状態まであります。
その他、頭痛・めまい・吐き気が出てくることもあります。

対処方法
寝違え(寝違い)でしてはいけない事は　温めて、よく揉む。これをやると、動いていた軽症の寝違いも動かなくなります。

■自宅でできる対処方法■
・痛い部分を冷やして横になる。
アイシングをすると少し痛みがやわらいできます。
１回を２０分程度（それ以上長くてもあまり効果的ではありません）
※初日はあいだを１時間以上あけて何度も繰り返すと効果的です。

〇重症な方へ
・首を固定した状態（なるべく動かさない）で来院ください
痛くなってから早ければ早いほど回復が早いです。時間が経過して痛みが取れないものは治療にも時間がかかります。
飲酒は痛みを増幅させる可能性があります。